2025年のゴールデンウィーク、与論島へ向かう途中に立ち寄った奄美大島。せっかくなら島の黒糖焼酎を飲み比べてみようと、宿の近くの酒屋さんで気になるものを次々購入……気づけば紅さんご、あまんゆ、長雲一番橋、里の曙、高倉、さらに黒糖焼酎で仕込んだ果実酒まで、思った以上の本数を持ち帰ることになりました。今回は帰宅後にじっくり飲み比べた記録をまとめます。

一番のお気に入り「紅さんご」
数ある中で一番気に入って、旅から帰ってからも定番になっているのが「紅さんご」。奄美大島・宇検村の「奄美大島開運酒造」がつくる黒糖焼酎で、奄美の霊峰・湯湾岳(ゆわんだけ)の湧き水を仕込み水に、樫樽で長期貯蔵して生まれる琥珀色が特徴です。その味わいは「ジャパニーズ・ラム」とも称されるほど。東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)の焼酎部門で、2021年・2022年と2年連続でカテゴリー最高賞「ベスト・オブ・ザ・ベスト」を受賞した実力派でもあります。
私はロック党なので、氷を入れたグラスでそのまま楽しんでいます。黒糖焼酎というと甘ったるいイメージを持たれがちですが、紅さんごはいやらしくない上品な甘さで、そこに樽熟成ならではの少しの爽やかさも感じられるのが好み。おつまみはナッツや野菜スティックのようなさっぱり系と合わせるのがお気に入りです。
紅さんごは楽天でも購入できます👇
奄美群島限定「あまんゆ」

徳之島の「奄美大島にしかわ酒造」がつくる「あまんゆ」。27度という度数は、奄美群島が位置する北緯27度線にちなんでいるのだそう。黒糖の甘い風味と柑橘系の香りが穏やかに調和した、奄美群島内限定の一本です。すっきりとした飲み口で、紅さんごとはまた違った爽やかさを楽しめました。
黒糖焼酎で仕込んだ果実酒「たんかん」と「すもも」

焼酎だけでなく、黒糖焼酎をベースにした果実酒も購入。奄美特産のたんかん(柑橘)と、すもも(プラム)をそれぞれ仕込んだリキュールで、どちらもフルーティで飲みやすく、焼酎が苦手な人にもおすすめできる甘さです。すももの方はロックにして、氷が溶けるにつれて色と香りが変わっていくのも楽しみました。

山田酒造「長雲 一番橋」

奄美市笠利町の黒糖を原料に、山田酒造が手がける「長雲 一番橋」。年間生産量が限られていて、手作りゆえに入手しづらいこともあるという希少な一本です。噛んだときの黒糖そのものに近い、しっかりとした黒糖の香りと、やさしい旨みと甘みが特徴でした。
定番どころ「里の曙」「高倉」も

奄美黒糖焼酎の定番どころとして知られる「里の曙」(町田酒造)と「高倉」(奄美大島酒造)も。どちらも黒糖焼酎入門にぴったりの、クセが少なく飲みやすいタイプです。飲み比べてみると、同じ黒糖焼酎でも蔵元によって香りや甘みの出方がしっかり違うのがよくわかりました。

焼酎だけでなく、黒糖ピーナッツなどのおつまみ系お土産も一緒に購入。島の酒屋さんが手書きのメッセージを添えてくれていて、旅の記念にぴったりのお買い物になりました。
飲み比べてわかった、それぞれの個性
- 紅さんご:上品な甘さと少しの爽やかさ。樽熟成の香ばしさも。私の一番のお気に入り
- あまんゆ:柑橘系の香りですっきり爽やか
- たんかん酒・すもも酒:フルーティで飲みやすい、焼酎入門にも
- 長雲 一番橋:黒糖そのものに近い、しっかりした香りと旨み
- 里の曙・高倉:クセが少なく飲みやすい定番タイプ
まとめ|旅の記念が晩酌の楽しみに
同じ「奄美黒糖焼酎」というくくりでも、蔵元によって味わいがこんなに違うのかと驚いた飲み比べでした。もともとは旅の記念のつもりで買った紅さんごが、気づけば我が家の定番になっていたように、他の銘柄もそれぞれ違った出番で楽しんでいます。奄美大島のお土産を探している方や、黒糖焼酎に興味がある方の参考になれば嬉しいです。


コメント